イヌビワ

クワ科  Ficus erecta  落葉低木 照葉樹林


12月


8月


5月

  • 「イチジク(無花果)の仲間、イチジク属で、イチジク状果(無花果状果)とよばれる実をつけます。イチジク状果は、外からは見えませんが、中にたくさんの花びらのない花が咲いて果実ができます。イチジクの実の中のつぶつぶが花で無花果状花序(いちじくじょうかじょ)と呼ばれる花を咲かせ、果実ができます」(家野)

「実は食べられますが、イチジクほどおいしくないので、「犬が食べるびわ」という意味でイヌビワと呼ばれるようです。赤くなった実を食べてみましたが、ほんとにおいしくありませんでした。黒っぽい紫まで熟したものは、ほんのり甘く、イチジクに似た味です。


人が植えたものではなく、近くの山から種が運ばれたようです。金山でたくさん見られる木です。
イチジクのように、枝を傷つけると白い液が出ます」               (家野)