バラ科 Cerasus ×yedoensis (Matsu.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino 落葉高木
「4月1日、旭川の土手の桜が満開のところを自動車を運転していたときに、長男の誕生の知らせを聞きました。桜を見ると、その時のうれしい気持ちを思い出します」(森 雄次郎)
「岡山学芸館高校の敷地内には、ソメイヨシノだけで、小さいものも含めると約120本が植えられています。ソメイヨシノの他にも、シダレザクラ、ヤエザクラも植えられています」(新居)
「Q 桜の木は川沿いに多いのは何故?
A
.水害を減らすため。
江戸時代、隅田川では水害被害で悩んでいたそうな。とはいえ、堤防を作る予算もない。
そこで徳川吉宗が考えたのが、川沿いに桜の木を植えることでした。桜の木を植えると人が集まり、土手が踏み固められ強化されたことで、水害が減ったとか。その後、桜堤として拡がったとかなんとか。
※諸説あります」 (吉岡)
「葉が茂る前に、花をつけるため見ごたえがあります。学芸館高校には非常にたくさんのソメイヨシノが植えられています。
ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種で、江戸時代後期に日本で作られたと言われています。雑種であるため、種ができても多くは不稔(ふねん)(発芽しない)であり、主に種から育てたオオシマザクラに接ぎ木をして増やします。そのため、全てのソメイヨシノがクローンです。虫や病気に弱く、寿命は100年とも言われています」(家野)