ヒサカキ

モッコク科  Eurya japonica   常緑小高木   照葉樹林  低木層


3月

10月


4月

「関東以北には、サカキ(榊)が生育しないため、サカキの代わりに使われました。そのため、サカキではないという意味の『非榊(ヒサカキ)』の名前になったともいわれます。

サカキは、亜高木ですが、ヒサカキは低木です。  
サカキとの見分け方は、鋸歯(葉の周りのぎざぎざ)が大きいことです」(安廣)

 

「仏壇に供える「シャシャキ」のことです」(新居(にい))

 

「本州、四国、九州、沖縄に分布します。目立たないが非常に数が多く照葉樹林ではどこの森にも生えているそうです。低木層にありますが、直射光にも強く、伐採時などにもよく残ります。また、栽培されていることも多いです。
ヒサカキの由来は、その大きさが小さいことから「姫榊」とも、サカキでないことから「非榊」とも言われています」 (家野)